
こんにちは。専修大学渡辺ゼミナールです。
今回は、2月17日(月)に竹林堂さんで行われた「初心者のための書きやすい筆記用具講座」を取材してきました。
竹林堂さんは、現在の店主さんのおじいさまの代から続いており、戦前には東京の三田にお店を構えていたそうです。戦前から続いているなんて、歴史のあるお店ですね。今回の講座では、筆記用具の中でもボールペンがピックアップされています。実際にボールペンで書き比べることをつうじて、書きやすいボールペンの選び方を知っていただくことがめざされています。
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ボールペンの歴史から… まず、ボールペンの歴史を学びました。ボールペンは1943年に生まれ、万年筆や鉛筆に比べ歴史は浅いそうです。参加者の中には、「私の学生時代にはボールペンなんてなかった!」とおっしゃる方もいました。
また、ボールペンの中にも様々な種類があること、油性・水性それぞれの特徴など、店主さんがわかりやすく説明してくださいました。

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いざ、書き比べ! 次に、いよいよ書き比べです。たくさんの種類のボールペンが参加者の前に用意されており、まずは従来型のものから説明があり、皆さん実際に使ってみました。その後、三菱のジェットストリームやPILOTのアクロボールなど、最新型のボールペンを使ってみると、参加者からは「全然違う」「書きやすい」といった声があがりました。従来型の油性ボールペンのインクは、油分の粘度が高くドロドロしているそうですが、最新型の油性ボールペンのインクは、粘度が低くサラサラとしたものを使用しているため、インクの出が良く、書きやすいそうです。
私も書かせていただきましたが、やはり従来のボールペンと最新のボールペンでは書き心地が違い、最新の物の方が軽いタッチでスラスラ書ける印象でした。
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参加者・店主さんの感想 参加者は3名で、3名ともお住まいは登戸ではなく、そのうち1名の方は稲田堤から、2名の方はなんと東京のはるひ野からお越しとのことでした!なんでも、新聞の川崎版を見てまちゼミの取り組みを知り、参加してくださったそうです。
参加者は、「ボールペンは貰い物が多く、買おうとは思わなかったけれど、今回様々なボールペンを書き比べてみて、違いがあることを知るきっかけになった。お気に入りも見つかりました。」「店員さんに聞きたいと思っても忙しそうで聞けないことが多い。こういう機会はありがたい。」とおっしゃってました。
店主さんは、「はじめはどうしようかと思ったけれど、お客様に少しでも喜んでいただければ嬉しい。また、自分自身も改めてボールペンのことをより詳しく知るきっかけにもなった。」とおっしゃってました。
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取材者の感想 私もいつも貰い物のボールペンを使用してましたが、今回の講座を通じて、書きやすいボールペンに惹かれました。従来型のボールペンと最新型のボールペンは値段もほとんど変わらないそうで、学生の私にも手が出しやすいのでお店に行ってみようと思いました。また、「0.5mmの油性ボールペンは、約1200m分書ける」「水性の方がインクの出が良いからインクの減りも早い」など、文房具屋さんならではの豆知識も聞けて楽しい1時間でした!
まちゼミは、普段聞けない商品の疑問やお店の疑問も直接店主さんに聞ける良い機会になると思います。皆さんもぜひ、まちゼミに参加してみてはいかがでしょうか。
竹林堂さんでは、2月24日にもまちゼミが開催されます。
専修大学渡辺ゼミナール(石原)
posted by toeikai at 20:31|
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